一眼レフならではってのを味わう

以前、「最近カメラ仲間が・・・」と書いたことがありますが、その方から「今までの(コンデジ)と同じようにしか撮れない」との話を聞きましたので、恐れ多くもちょっとレクチャーっぽいものを書いてみようかと思います。 こっちも素人に毛が生えた程度で、まだまだ「アマチュアカメラマン」にすらなれてない身分なのですが、せっかく高いお金を出して一眼レフに手を出したんだし、やっぱり「一眼レフ買って良かった^^」って思って欲しいですからね^^

 

その話を聞いてからいろいろ考えたんですけど、僕が「すっげぇぇ!一眼レフ!!」って思ったのは、やっぱり「ボケ」を味わったときでした。 ですので、「被写体以外をボケさせる」ってのをテーマにします。

まず、写真の基本的なところから書きますが、写真というのはピントだとか構図だとか、そういったことのもっと前段に「露出」が的確でないと成立しないってのがあります。

この「露出」というのは、写真の明るさのことですね。 露出がオーバーだと妙に白っぽい写真になっちゃいますし、逆だと暗くて何も見えなくなります。

最近のカメラは、カメラが自動的に判断してくれて適当な明るさを決めてくれますので、特にコンパクトデジカメなどではほとんど意識することは無いでしょう。

で、この「露出」はどうやって調整するのかというと、絞りとシャッタースピードで決定します。

シャッタースピードというのはご存じの方も多いでしょう。「露光時間」って言ったら難しく聞こえますが、要は「光を撮像素子(フィルムと同じ役割をするデジカメの部品)にどのくらいの時間当てるか」ってことです。

対して、絞りですが、これは光の入る量を調節するものです。絞りを開ければ多くの光が入りますので、そのぶん露光時間は短くて済みますし、逆ですと長い間露光しなければなりません。

つまり、絞りとシャッタースピードは超密接な関係にあるってことです。

少し乱暴な言い方になりますが、「的確な露出を得る」というこを大前提とするならば、一方の数値を決めると、自動的にもう一方の数値が決定するってわけです。

シャッタースピードは、普通「1/250」などの分数で表され、単位は「秒」。 「1/250」なら250分の1秒光を当てる(シャッターを開ける)ということになります。

絞りは、「F5.6」などと、「F」を先頭にした数字で表されます。Fとは焦点のことですが、普段は「F値」として「レンズの明るさ」を表す指標として用いられることが多いですね。 F1に近いほど明るくなり、数字が大きくなるに従って暗くなると覚えておいて構わないでしょう。

で、先ほど書いたようにこの二つは反比例していますので、F16で1/30というシャッタースピードの環境があったとすると、

F11で1/60

F8で1/125

F5.6で1/250

F4で1/500

というように、F値を変えていくとそれに伴い適正露出を得るためのシャッタースピードも決まります。

 

で、ここで重要になってくるのが、被写界深度。 つまり「ボケ」の話。

難しい理屈は抜きにして、「F値が低いほど、背景など、ピントが合ってる場所以外がボケやすい!」と思ってください。 もっと言うと、「なるべく望遠」で「速いシャッタースピード」があればなおボケやすいんですけど、とりあえず今回はおいておきます^^;

先ほどの数字で見てみると、

F16で1/30 ボケにくい

F11で1/60 ↑

F8で1/125

F5.6で1/250 ↓

F4で1/500 ボケやすい

という感じです。完全にカメラ任せの「オート」で撮影すると、「ファインダーの中に見えているものを全てキレイに写す」という方向で調整されますので、どちらかと言えば「ボケにくい」ようにカメラが自動で設定していきます。 ですが、あまりに遅いシャッタースピードだと手ぶれや被写体ぶれしやすいってのがありますので、そこまでシャッタースピードが遅くなるような選択はしないと思いますし、フラッシュが自動でポップアップしますので、光が足りなくてもそれを補うことでシャッタースピードを確保しようとします。

つまりいつ何を撮っても「同じように」撮れるってことですね。 記録写真やスナップはこれで十分だと思いますが、表現に関してはあまりにも自由がありません^^;

そこで、背景などを意図的にぼかすために、モードセレクトダイアルを「A」(ニコンの場合)などに合わせます。

「A」とは、絞り優先オートのことで、撮影者が絞りを選択すると、それに合ったシャッタースピードはカメラが自動で決めてくれるモードです。これだと露出のことをあまり考えなくて済みますし、F値を自分で設定することでボケの量などを決めることもできます。 また、「その瞬間」を切り取るためにシャッタースピードを速くしたいときも、絞りを開放(F値を小さくする)してやればいいので、非常に使い勝手がいいモードなんです^^

 

と、相変わらず文字数が多くてすみません^^; もっと簡単にまとめる才能があればいいのですがw

ですが、これで全てです^^ 後は絞りを変えながら何枚か撮影すると、あら不思議。 コンデジでは写すことができないような写真が撮れてるじゃないですか^^ となること請け合いw

 

昔僕が撮った写真の中にちょうど良さそうなものがありましたので・・・

DSC_0734

↑ F8 1/5秒

DSC_0736

↑ F4.5 1/13秒

どうですか? F4.5 1/13の写真の方がぼけが多いのがわかりますよね^^

もう一つ。

DSC_2413

↑ F11 1.0秒

DSC_2414

↑ F3.5 1/4秒

こっちのほうがよりわかりやすいですかね。 「COOLPIX」の文字が下の方はかなりぼやっとしてるでしょう?

こんな感じで同じものを撮っても面白いように違う写真に仕上がっていくの

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