やっていいこと悪いこと

カメラの基本的なお話です。

 

デジタル一眼レフ も僕が手にするぐらい一般的になってきましたので、持ってる人もそれほど珍しくない時代ですね~^^

フィルム時代はともかく、デジタルの今は取り直しも躊躇無くできるので手を出しやすいってのもありますよね。

コンパクトデジカメ からデジ一へ移行して最初に撮ったとき、コンデジとのあまりもの画質の差に驚いたことだと思います。僕もそうでした^^

プログラムオートでも素晴らしい写真がバンバン撮れますからね~。

 

で、何枚も撮影していると、自然と「もっと違う撮り方をしてみたい」と思いだし、あれこれ設定をいじり出すんですよね。 それで出来上がってくる写真のバリエーションがすごく増えるからまた楽しい^^

ホントにいいおもちゃですw

 

ただ、「設定を変える」と一言で言っても、やっぱり基本を押さえているのといないのとでは全然違うんですよね。

ってことで、初心者のくせにちょっとその辺を語ってみようかとw これを見て「いい写真が撮れた!」って思う人が一人でも出ればいいな~ってことで^^

 

もう基本中の基本ですので、知ってる方は読んで「損した」と思うかもしれませんが、まあそう言わずつきあってくださいw

感度と絞りとシャッタースピードの関係です。あんまり詰め込むとわけがわからなくなるので、その他のことは今回は考えないでおきましょう^^;

 

まずシャッタースピード。

これはコンデジでもお馴染みの言葉ですね^^ 速いシャッタースピードだと動いてる被写体でもぶれずに撮ることができます。

次に、感度。 これも最近は「高感度撮影」とか頻繁にCMで流れてますのでお馴染みになってきました。 ISO感度というのがそれです。 この数値を上げることによってシャッタースピードを速くする(稼ぐ)ことができますが、デメリットとして感度を上げるほど写真にノイズが乗りやすくなります。

最後に絞り。これがコンデジとの決定的な違いと言ってもいいですかね~。 コンデジではほとんど聞かない言葉だと思います。 一部の高級コンデジではこの設定ができるものがありますが、出来上がりにそれほど際だった差がでるわけでもないので需要はそれほど無いんじゃないかな~。

これはF値と言われる数字で表されます。F2.8とかF5.6とかそんな感じですね。レンズの明るさを表す指標としてよく用いられます^^

数字が小さいほどシャッタースピードを稼ぐことができ、「ぼけ」やすくなります。数字が大きくなるとシャッタースピードが犠牲になる代わりにピントが合う範囲が増えるので、ある程度周りもはっきり写したい風景などではわざと数字を大きくして(絞って)撮影したりします。

 

と、もうこれだけでもチンプンカンプンって人。僕も少し前までは同じでしたが、この三者の関係を無視して写真を撮ることは不可能ですので、理屈はどうでもいいですからとにかく「方程式」のように覚えておいてください^^;

というのも、あるものを写そうとしたとき適正な露出というのは決まっていて、そこにどう持って行くかを考える上で避けて通れない道だからなんです。

考えやすくするために、まず何か一つを決めましょう。 動く物を撮るという前提で、それを写すことができるシャッタースピードが1/160ってことにします。 まあ、「なんで1/160なの?」って疑問はさておき、何か一つを決めないことには話が複雑になるので我慢してくださいw

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シャッタースピード 1/160 1/160 1/160 1/160 1/160
絞り F5.6 F8 F11 F16 F22
ISO感度 100 200 400 800 1600

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これ、全部同じ露出なんです。つまり、適正露出が「これだ」って決まったとき、シャッタースピードが決まると自ずと他の設定も決まってくると。

つまり、これをバラバラには設定できないんですよ。1/160,F8,ISO100っていう風に強引に設定すると露出不足になるし、逆にISOを400にしちゃうと露出オーバーになるってこと。 数字がどうなったらどうってことよりも、これらが密接に繋がっているってことを覚えておけばOKかと^^

というのも、全てを自分で決める「マニュアル」での撮影よりも、「絞り優先オート」「シャッタースピード優先オート」を使うことの方が断然多いと思われるからなんです。

上の場合はシャッタースピードをまず決めましたので、「シャッタースピード優先オート」に合わせてシャッタースピードを1/160と決めると、絞りは一生懸命考えなくてもカメラが自動的に決めてくれます^^

普通は・・・という言い方はオカシイのですが、ぼけの量を変化させて楽しむことの方が多いと思いますので「絞り優先オート」を使う人の方が多いんじゃないかな? 僕はそうですね~。 この場合、絞りを決めると勝手にシャッタースピードが選択されるって事ですね。

 

で、ここでISO感度の話を全くしない理由なのですが・・・

ISO感度というのは、暗い場面でどうしてもシャッタースピードを稼がなきゃならないとき以外はそれほどいじる必要がないからなんで
す。 ISO感度を上げることによって写真にはノイズが発生しやすくなりますので、必要のない場面で上げる意味は皆無と言ってもいいんじゃないかな~。 室内撮影でフラッシュ無し、とかそんな場面以外で積極的にISO感度を上げる意味はありません。

 

あと、絞りについてなのですが、これを上げ下げしてボケをコントロールするのでこれは積極的にいじることが多いですね^^ ただ、上に書いてるとおり、シャッタースピードが決まっていると選択肢はありません。 後はISO感度との駆け引きですね。 ノイズに強いデジ一ならISO感度を800くらいまで上げても大丈夫なことが多いので、絞って撮影したいときはこの辺までは調整できます。

ただし、ここで忘れられないのが、絞ることによる「回折現象」 つまり光が回り込んでしまう現象ですが、 あまりにも絞りすぎるとこの現象によって写真の解像感は失われ、コントラストも目に見えて低下してしまいます。 この現象が起きやすいかどうかはレンズにも左右されますが、概ねF16以降ではどのレンズも多少なりとも起こっちゃうものだと思っていいでしょう。 ですので、よほどのことが無い限りF16以上を選択するメリットは無いということになります。 周囲が強烈に明るくてシャッタースピードの上限を超えちゃう時とかですかね~。 それでも、普通はそういうとき減光フィルターを使って光量を落としてやりますね。

 

ということで、適正露出を得ることができる組み合わせは多々ありますが、写真にとって「適正」となる設定は、実はそれほど多くないんですよね~。

ってことで普通はその中で表現力を出していくわけなんです。(もちろん狙ってその基本を外していったり、光を自在に操るほどの上級者にこれは当てはまりませんw)

 

従って上の例では、1~3の設定が「適した設定」だと言えます。後はボケの具合やノイズとの駆け引きでどれを選択するかってことになりますが、一般的に見て出来上がりに失敗がない設定だと2番かな~。 あまりにも定番過ぎて面白みは無いかもしれませんけど^^;

 

なので、「シャッタースピードを出来る限り稼ぐために」とあらかじめISO感度を1600に設定しておき、シャッタースピードを1/160にして、カメラに選択された絞りがF22になった・・・という写真は、「何もかもがもったいない・・・・゚・(つД`)・゚・」という仕上がりになる可能性があります^^; ISO感度の設定はあくまでも「緊急避難用」と覚えておいた方がいいでしょう^^ 最近のデジ一なら「ISO感度オート」という設定もありますので、それを利用するのもいいでしょうね^^ この場合は目的のシャッタースピードが得られない場合、自動的に感度を上げていきますので、シャッターチャンスにも強いです^^

 

と、偉そうに語りつつ、実のところ言いたいことが伝わった自信はありませんし、言いたい人に伝わるかどうかも・・・^^;

幸いなことに参考になるサイトもたくさんありますし、僕はそんな諸先輩方のサイトで勉強しましたので、ここでわかりにくいところはそういった素晴らしいサイトで勉強してください・・・と最後に責任を放棄して終わっておきますw

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