クレジットスコアって?

このブログでは、時々思いだしたかのようにクレジットカードの話題を出すんですけど、そもそもなぜクレジットカードにこれほど執着(ってほどでもないですが^^;)してるのかって話もしておこうかな・・・と思います^^

 

カード大国と言えばもちろんアメリカなのですが、このアメリカで採用されている「クレジットスコア」っての、ご存じですか?

個人のクレジットに関する情報を集め、格付け。その人に信用があるか無いかを300点~850点の点数で表すのです。

この点数が高い人は「信用がある」とみなされ、例えば住宅や車を買うなどでお金を借りる時低い金利で貸してもらうことができるそうです。

逆だともちろん信用が無いってことになりますので、金利面での優遇措置などは受けられません。 それどころか、預金金利まで低くされるのだとか・・・

で、これだけならまだしも、就職や引っ越しにまで影響するというのですから、いかに生活に密接したシステムかというのがわかりますね~。

 

では、このクレジットスコアというのはどうやって決まって行くのかというと、クレジットカードや住宅ローン、その他各種ローンに公共料金の支払い(携帯電話も)、家賃の支払いなど、ほぼ全てと言っていいほどの経済活動だと言っていいかもしれません。 それらの利用履歴や返済状況、また滞納情報などが集められスコア付けされていくのです。

先ほど書いた就職への影響というのは、このスコアが低い=信用のできない人間ということで、企業側も雇用条件に盛り込んでいるということですね。

また、引っ越しに関しても、新しく家を借りるときにその人に支払能力があるかの目安にされますので、スコアの低い人は家を買うどころか借りることさえ難しいという・・・

もちろん利用履歴が無ければスコア付けもされませんが、利用履歴が無いということは、それだけで「信用するに足らない」とみなされるところが恐ろしいところ。

つまり、社会生活を営むためには、これらのスコアを意識して行動することが求められるのです。

 

「何アメリカの話をしてんだよ・・・」と思われた方。 このクレジットスコア制度の導入が、日本に要求されてるってことを知っておくべきだと思います^^;

ご存じの通り、日本という国はアメリカの要求はほぼ断ることができないのが実情。 となると、当然・・・ってことになりかねません。

いざ導入されたとき、スコアの基礎となるものが無い人は0からのスタートどころか、おそらくはマイナスからのスタートになるでしょう。

「俺は現金主義だから・・・」とは言っても、引っ越しをされる方はたくさんいらっしゃるでしょうし、仮に「現金主義」を通したがために就職ができなかった・・・なんてことになったら目も当てられません。 しかも、この「クレジットスコア」というのは一朝一夕で上がるものではなく、ヒストリーが重要。 お金持ちだから、とか一流企業の役職者だから、とかは一切関係ないのです。 あくまでも、その人がどういった経済活動(生活行動)を行ってきたか。つまりお金に関してしっかり管理できる人なのかルーズな人なのかで信用に足人物かどうかが判断されるのです。

 

では、その「信用」というのはどうやって培っておけばいいのでしょう・・・

ここでクレジットカードが登場するんですよ~。

今現時点では、クレジットスコアという制度は日本にありませんので、家賃の支払い状況や公共料金の支払い状況などで信用を測ることはできません。

しかし、貸金業は違います。 すでにその情報は各会社から集約されていて、情報機関に集められているのです。

各クレジットカード発行業者などは、カード発行の申し込みがあるとこの情報機関から「クレジットヒストリー」なるものの照会をうけ、その人にカードを発行するかどうかを判断します。

そうなんです。ここに「クレジットスコア」の基礎みたいなものが存在してるんですね~。

その情報機関の一つであるCICという会社の「参加企業」がこちら↓

http://www.cic.co.jp/rkaisya/ks06_kaiin.html

 

もうほとんどと言っていいんじゃないか・・・?というくらい、金融関係の会社やお金のやりとりを主にする会社が加盟しています。

これらの会社に何かを申し込むと、その情報はCICに送られ、個人別に蓄積されていきます。また、加盟企業はこの情報をもとに「審査」をします。

クレジットカードを保有しているとこの情報は更新されていき、延滞などがなく正常な使用を行っているだけで「信用」が増えていく。そんな感じだと思ってもらっていいでしょう。

使った額だとか買った物なんてのはここには関係ありません。「返済に異常があった」なんてときにその情報が載っちゃうんだということですね~。

一度はみなさん「ブラックリスト」という言葉を聞いたことがあるでしょう? それは、こういった情報を各会社が独自にリスト化したりして作ってるわけですよ。 このCICに「ブラックリスト」なるものがあるわけではありませんので、念のため^^

で、ある一定の期間を経過したら当然その記録は抹消されます。 実は、その他にも抹消される事があるのがくせ者なんですよ・・・それが「自己破産」だってことは、法律に詳しい方であればなんとなく想像できるかもしれませんね。

普通にカードを保有、もしくはローンを組んでいる限り、古い情報が消えてもその後の新しい情報がどんどん加わりますので信用情報としては「蓄積されていく」わけですが、自己破産をすると、法律上、金融に関するあらゆるデータは本人のために抹消されます。 つまり「真っ白」になるんです。

これで想像できますでしょうか・・・ 現金主義の人で、カードも当然発行したことがなく、借金なんてとんでもないって人も情報は載りませんので「真っ白」。つまり自己破産者と現金主義の人の見分けは付かないんですよね・・・

で、銀行などローンの審査をする時や、クレジットカード会社が発行の審査をするとき、「真っ白」な情報を見たら・・・

「え? この人は・・・ 破産者の疑い有り?」

と思われて、ローンの申請やカードの発行が通らなくなる可能性が出てくるのです^^;

自己破産者は法律で保護されて、その人に不利なデータは一切残らないって制度なので、そのおかげでって言い方はおかしいですが、わからないんですよね・

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