指紋認証機能付きUSBメモリ
トランセンドのJetFlash220ってのを買ってみました。
昔からちょっと興味があった「指紋認証」なるものがついたUSBメモリで、容量は2GB。 USBメモリ自体は現在1GBのものを2本使用していてそれほど需要は無かったのですが、価格が4280円とお手頃だったので「おもしろグッズ」系の扱いとして…
PCに差し込むと、ソフトが立ち上がり登録が始まります。 最初にレスキュー用のパスワードとデバイスのパスワードを登録。その後指紋の登録へと進んでいきます。
どの指を登録するかを選び、スキャン。何度か繰り返し「○」が出ると登録完了です。登録された指は紫色で表示されます。
これで初期設定は完了^^ 結構簡単ですね~。
早速USBメモリにファイルを移動して、指紋認証システムを体験!
…あれ?
認証してないのにファイルは普通に見えてます…^^; …開けますw
なんでだろう… いろいろ設定を見ていると、指紋認証ソフトのメニューにある「暗号化」の項目を発見。
これで暗号化をすると…
「おぉ、できた」
ファイルに鍵のマークが出て、開こうとすると指紋認証を求められます。
へぇぇぇ。。。 でも、なんか手間がかかるよな^^;
と、ここでやっと頭の悪い僕は気づきましたw 指紋認証システムとUSBメモリは完全に別物なんですね!
てっきりUSBメモリの中身を暗号化して指紋認証で複合する機器だと思ってました^^;
つまり、ファイルの暗号化と複合化はUSBメモリ内に対して行われる物ってことではなく、PCの中身全体に対して行うことができるってこと。もちろんそれに接続しているUSBメモリもPCの中身の一部としての扱いです。
そう考えると、この手間の掛かる暗号化のシステムも理解できます^^ いや~、アホだ俺…
しかし、今回の購入に際し、本来期待していたのはそういった認証システムの導入ではなく、USBメモリそのものの暗号化。 これだとファイルを保存するたびに暗号化しなければならず、うっかり保護し忘れたままのファイルも出てきそう…^^;
…と、ここで初めてマニュアルを見てみると…
「パーティション調整機能」ってのでちゃんとUSBメモリ自体を暗号化するすべが用意されているのを発見しました^^ つまり、パーティションを「プライベート」と「パブリック」で振り分け、プライベートに放り込んだファイルは保護、パブリックに入ったやつは誰でも見れるってこと。 これで「完璧」ですね^^
後は、指紋が無くなったりしないよう祈るばかりですw